シネコンのある街:第4回「神戸・梅田・なんば」

今回は駆け足になってしまいますが、旅行中の空き時間に立ち寄った神戸・梅田・なんば地区のシネコンを紹介させて頂きます。

まずは、神戸にある二つのシネコン「OSシネマズ神戸ハーバーランド」と「OSシネマズミント神戸」から。興行収入を見守りたいページでは独立系チェーンとして扱っていますが、wikipediaに書かれた情報によると、阪急阪神東宝グループに属する企業が経営主体との事です。Webサイトの予約システムは109系と同じ系統のシステムが導入されています。ただ、Webサイトの画面や構成も少しあか抜けてなくて、訪れる前はシネコンの設備自体もちょっと古臭いのかと勝手にイメージしていました。が、訪れてみるといやいやどうして、とてもインテリアグレードが高く、比較するのもなんですが私が普段訪れるシネコンよりも良い雰囲気にまとまっています。

次に紹介するのは、大阪駅南側に位置する「梅田ブルク7」です。私はブルクと言えば以前紹介した横浜桜木町駅にあるブルク13の方を連想してしまいますが、こちらはその名の通り7スクリーンで構成されているティ・ジョイ系列のシネコンです。日本一の地下ダンジョンと言われている大阪梅田地区の地下街とも直結されているようですが、私は阪神梅田駅から京阪淀屋橋駅への移動途中に地上から立ち寄りました。周辺地区は大きなビルが立ち並んでおり、こちらのビルの入り口を見つけるのに少し苦労してしまいました。

周辺地区には「TOHOシネマズ梅田」や「大阪ステーションシティシネマ」も立地していますが、残念ながら今回は時間の関係でそちらの方へは訪れることが出来ませんでした。

最後は、なんば地区にある二つのシネコン「TOHOシネマズなんば」と「なんばパークスシネマ」です。

「TOHOシネマズなんば」は本館の方のみ訪れましたが、こちらは南海難波駅前の複合ビルの中に位置しています。階下には丸井がキーテナントとして入っており、東宝の不動産業の屋台骨を支える重要施設の一つだと思います。

「なんばパークスシネマ」の方は南海の営業する商業施設なんばパークス内のテナントとして入居するシネコンです。興行収入を見守りたいページではMOVIX系チェーンとして扱っていますが、wikipediaに書かれた情報によると松竹とティ・ジョイによる共同経営との事です。Webサイトの予約システムはMOVIX系と同じ系統のシステムが導入され、上映作品も松竹系作品が主力のため、松竹色の方が強いのかなというイメージです。訪れた印象は、なんばパークス自体が段丘状に建てられ、緑も多用しガーデン状の構造となっているため、ほかのシネコンではあまり見られない、開放感のあるさっぱりとしたインテリアデザインが印象的でした。

以上、旅行で訪れた8つのシネコンを二回に分けてお送りしましたが、この後はシネコンからは離れてその旅自体の紹介レポートをお届けしたいと思います。

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