新しい指標「隣席率」を考えています

興行収入を見守りたいページで取得している各シネコンの販売数データですが、合計販売数以外に色々な切り口でデータの分析が出来たらと常に考えています。

その中でも、座席の販売状況の隣席の埋まり具合を、各上映回毎に指数化できたらと思っていますが、考え方としては、以下の通りです、

まずは、シネコンサイト予約における座席販売画面上の横一列をイメージしてください。

隣席値は、両隣が空席の時は0、片側が埋まっている場合は0.5、両隣が埋まっている時は1.0を、それぞれの販売席に対して割り付けます。なお、片側が通路もしくは壁の場合は空席として扱います。

横一列の販売状況が「販売例.1」の様な時は、販売数は3ですが、それぞのの隣席値は0,0.5,05となり、隣席率は、(0+0.5+0.5)/3=0.33となります。

「販売例.2」~「販売例.4」はどちらも販売数は8ですが、グループ率の高い「販売例.2」は隣席率は0.75、カップル率の高い「販売例.3」は0.50、ボッチ率の高い「販売例.4」は0.00となります。

ただ、この隣席率には欠点もあって、販売率が高くなるとあまり意味はなさず、その値は1に収束していきます。

実際には、各上映回毎に集計はしつつも、販売率の高い上映回または低い上映回は捨てて、作品毎のサンプリング平均値を求めれば、作品の集客傾向がつかめるのではないかと思っています。

なお、実際の発表までにはまだ少し時間がかかるかと思いますが、現在はその様なプログラム処理を準備中です。

これ以外にも何か面白いアイディア等ござましたら、ご意見もお寄せください。

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